フロッシュの特徴、使い方、香りの種類について

毎日のお皿洗いで手荒れが気になっている人もいるのではないでしょうか。

食器用洗剤にもいろいろ種類がありますが、ドイツ生まれで愛らしいカエルのイラストが描かれているブランドといえば「フロッシュ」だと思います。

自然にやさしく使う人にもやさしいをコンセプトに使い続けたくなる食器用洗剤を作っています。フロッシュの特徴や使い方、香りにはどんな種類があるのか紹介します。

フロッシュの食器用洗剤とは

環境先進国であるドイツ生まれの、サステナブルハウスケアブランドです。

手肌の優しさはもちろん環境にも配慮した食器用洗剤として、日本のみならず世界中で使われています。ブランド名のフロッシュは、ドイツ語でカエルを意味しています。

カエルは環境の変化に敏感で土地の環境指数としても役立っています。ドイツで最も信頼できるブランドとして、15年連続で選出されていること、エコなブランドとしても高く評価されています。

日本では食器用洗剤のブランドとしても有名ですが、哺乳瓶を洗う時の洗剤や、ダイニングマルチクリーナー、トイレクリーナー、衣料用洗剤なども展開しています。

フロッシュの特徴

フロッシュの食器用洗剤にはどんな特徴があるのか紹介します。

  1. 手荒れをしにくい仕様になっている

食器用洗剤といえば洗浄力が高く手荒れが気になるものですよね。フロッシュは界面活性剤に「ヤシ油」「菜の花」「オリーブ油」を使用し天然植物由来の成分から作られています。

洗浄成分も天然由来になるので、優しい仕様が特徴です。手荒れの原因となるアルコールを使用していないので、肌にかける負担の少なさでも知られています。

実際に使ってみるとトロっとした使用感で、肌へのツッパリ感のようなものはありません。

  • つけ置きで使うのがおすすめ

フロッシュは一般的な食器用洗剤と同じようにスポンジにつけて洗う方法もありますが、つけ置き洗いがおすすめです。

本場のドイツでも推奨されている方法になるので、フロッシュの良さを存分に活かせるやり方です。洗い桶にフロッシュを入れてつけ置きすると、油汚れも簡単に落とせます。

分量の目安として水1リットルに対して0.6mlを入れておくだけです。直接洗剤に触れる時間が短い分、肌にも負担がかかりにくくなりおすすめです。

  • 泡立ちにくい仕様

フロッシュは、他の食器用洗剤と比較すると泡立ちにくいので本当に汚れが落とせるのか心配になる人もいると思います。

泡立ちも長く続かないので、何度も付け直す必要が出てきてしまうことも。そうなると、1回あたりに使う量も多くなるのでエコとはいえません。

例えばフォームボトルを使うなど、泡立ちやすい方法を模索してみるのもいいかもしれません。

また、コップなどの簡易的な汚れはスポンジ洗いをして、油汚れはつけ置きにするなど使い方を分けると泡立ちにくさもそこまで気にならなくなります。

泡はそこまでたっていなくても、汚れはしっかりと落とせるので安心です。

  • 環境へ配慮している

フロッシュは環境に配慮した食器用洗剤です。自然界に存在している微生物によって、水と二酸化炭素に分解されます。

ほぼ100%が自然にかえることもあり、環境にかける負荷も少ないのが特徴です。フレッシュの容器も100%再生PETを使用しています。

フロッシュの香りの種類

フロッシュは香りの種類が多いのも特徴です。種類によっては洗浄力が強めのものもありますし、手肌への優しさを重視したものもあります。

フロッシュで何を重視するのかによっても変わってきます。洗浄力や香りの違いについても詳しく紹介していきます。

・ブラッドオレンジ

フロッシュのなかでも特に油汚れに強いことでも知られています。天然のオレンジオイルが入っており、油汚れの多いご家庭にもおすすめです。

オレンジならではの甘くフルーティーさのある香りはもちろん、すっきりとしていて香りは残りにくいのも特徴です。

ビタミンカラーのオレンジ色をしているので、毎日使うのが楽しみになります。

・重曹プラス

フロッシュのなかでも油汚れやたんぱく質汚れにおすすめの種類です。重曹を配合しているので、仕様は優しいもののしつこい汚れにもしっかりと対応します。

明るいブルーの色をした食器用洗剤になり、ソーダの香りが特徴です。爽やかなのもありキッチンを華やかに彩ります。

汚れ落ちも確かなので、洗浄力にも妥協したくない人におすすめです。

・アロエヴィラ

天然アロエヴィラを使った手肌に優しいフロッシュです。定番なのでよく見かけるタイプになるかと思います。

洗浄力と肌への優しさのバランスをとっているタイプです。香りもアロエヴェラになるので癖がなく使いやすいのも特徴です。

涼やかな淡いグリーンの色をした食器用洗剤になり、ツッパリ感などもありません。

・ザクロ

フロッシュのなかでも甘い香りが特長なのがザクロです。包み込むような優しい香りになり、液体の色もピンクでかわいらしいのが特徴です。

肌に優しいのはもちろんすっきりとした洗いあがりであること、含まれている成分をできる限りシンプルにしています。

肌に配慮しているので、油汚れは少し落としにくいものの、タンパク質汚れなどすっきりとした洗いあがりが特徴です。

・パフュームフリー

フロッシュのなかでも香りがしないタイプです。無香料・無着色になるので余計なものを含まずお肌に最も優しい仕様です。

香料が苦手な人にとっても使いやすいと思います。洗い物をしたあとの残り香もほとんど感じません。

液体の色も無色透明になるので、他のフロッシュとは印象が変わると思います。

・グリーンレモン

天然のグリーンレモンエキスを使ったフロッシュです。レモンでも青さを感じられる匂いになるので好みがわかれるかもしれません。

香りが強めなので洗い流したあとにも少し残ります。さっぱりとした使用感で汚れもしっかりと落とせます。販売している場所が少なく通販などで購入できます。

・カレンデュラ 、ローズマリー

フロッシュのなかでも数量限定で販売されているものです。カレンデュラは、洗浄力と手肌への優しさの両方を意識した中間タイプの仕様になるので、汚れもしっかりと落とせます。

天然カレンデュラエキスを使用していること、華やかな香りが特徴です。温かみのあるオレンジ色をしているので、明るい気分にしてくれます。

また、ローズマリーは洗浄力を重視したタイプになり、ローズマリーエキスで肌に配慮しつつすっきりとした洗いあがりです。フレッシュなブルーグリーンの色が特徴です。

・シトラス

はじけるような爽やかな香りが特徴の食器用洗剤です。柑橘系ですが、適度な甘さを感じられるのが特徴です。

ブラッドオレンジともちがう匂いがするので比較して好みのものを探してみるといいかもしれません。

液体はイエローになり、さわやかさを感じられます。天然シトラスオイルを配合し、手肌に優しく安心して使えるタイプのフロッシュです。

まとめ

フロッシュは手肌や環境に配慮した食器用洗剤です。日本メーカーの食器用洗剤と比較すると泡立ちにくさなど使い勝手の違う部分もあるかもしれません。洗浄力だけでなく地球のことも考えたエコ仕様です。

アルコールも使用していないので、刺激が少なく手荒れが心配な人でも使えます。フレッシュは洗浄力や香りの違いもあるので、用途に合わせて使い分けてみるのもおすすめです。