出典:『NINA RICCI(ニナリッチ)』公式インスタグラムより
フランス発のラグジュアリーブランド、『NINA RICCI(ニナリッチ)』。
レディスウェア、ジュエリー、香水を中心としたアイテムを展開しています。
1932年、NINA RICCI(ニナリッチ)が自身の名を冠したブランド『NINA RICCI(ニナリッチ)』を創設し、パリでオート・クチュールメゾンをスタートしたことから始まりました。
『NINA RICCI(ニナリッチ)』の創作はとてもユニークで、創設者でありデザイナーのニナはその手法から「彫刻家」と呼ばれていたほどでした。
女性らしい丸みを帯びたライン、動きのあるデザインに加え、完璧な縫製と手頃な値段で上流階級層たちに支持を得たのです。
そんな『NINA RICCI(ニナリッチ)』が香水を発表したのは1948年のことです。
「時代の空気」を意味する「レール・デュ・タン」はエレガントな香調で人気を博し、世界中で大ヒット。
そしてもう一つ、『NINA RICCI(ニナリッチ)』パルファムでアイコニック的な存在と言えるのが、2006年発売のリンゴをモチーフにした香水「ニナ」です。
『NINA RICCI(ニナリッチ)』の香りの魅力は、フェミニンらしさ満点の華やかな香調。王道のフルーティ・フローラル系はもちろん、愛されグルマンの香りもラインナップしています。
大人気の「ニナ」シリーズですが、2021年6月には「Nina ROSE Garden(ニナ・ローズ・ガーデン)」が数量限定で発売されました。
今回は、マネの絵画「草上の昼食」のように優しくうららかな香り「Nina ROSE Garden(ニナ・ローズ・ガーデン)」についてご紹介したいと思います。
抜群に可愛らしいボトルデザインにもご注目です。
公園での素敵な休日、これから始まる恋のワクワク感
Nina ROSE Garden(ニナ・ローズ・ガーデン)オーデトワレ
トップノート:カットグラス、クリスプぺアー(洋ナシ)
ミドルノート:オレンジブロッサム、ネロリ
ラストノート:バニラ、ホワイトムスク
発表年:2021年
調香師:オリヴィエ・クレスプ
対象性別:女性
「Nina ROSE Garden(ニナ・ローズ・ガーデン)」は、2021年6月19日に数量限定で発売されました。リンゴをモチーフにした香水「ニナ」は、『NINA RICCI(ニナリッチ)』でも大変な人気を誇るフレグランスシリーズですが、今回、ここにまた一つ新たな香りが加わったことになります。
「Nina ROSE Garden(ニナ・ローズ・ガーデン)」は、満開の花が咲き乱れる自然の中で、午後のひと時を過ごすシーンをイメージした香り。
グルマン香水の生みの親、巨匠オリヴィエ・クレスプによって調香されたグリーンフローラルノートです。
まず、このオードトワレは本当に優しくうららかで、何の憂いもない、休日の午後を予感させる明るい香りです。
出典:オルセー美術館公式インスタグラムより
香りのイメージは、マネの絵画『草上の昼食』。
これはエドゥアール・マネが1863年に描いた作品で、若い男女が森林の中で昼食を楽しんでいる様子が描かれています。
贅沢な料理がワインとともに白いテーブルクロスの上に並べられていて、上流階級の「ピクニック」の風景を垣間見ることができます。
「Nina ROSE Garden(ニナ・ローズ・ガーデン)」は、この絵画のように爽やかで心地良く、明るく突き抜けたような香りなのです。
トップノートは、刈られたばかりの芝生や、フレッシュな洋ナシを思わせるすがすがしいグリーン・フルーティーノートで始まります。ジューシーで美味しそうな洋ナシの香りは嗅覚にも優しく、本当に気持ちが良いものです。
5月の良く晴れた日、新芽が香る公園の芝生の上で、気の置けない友人や恋人とともにフルーティーな「食前酒」をいただく。そんな、理想の休日を彷彿とさせるようなほのぼのとした香りです。
ミドルノートでは、オレンジブロッサムやネロリのソフトでちょっぴり官能的なフローラルノートへ移行します。
官能的とはいっても、ここは植物系のアロマ香が際立っているので、動物性香料の「モワっと」くるような官能性とは違います。食べ頃のフルーツを口にした時のような満足感と、「恋」の甘さが感じられる、初々しくも可憐なフローラルの香りが漂います。
ラストノートは、グルマン香水を生み出した、巨匠オリヴィエ・クレスプらしい華やかなスイーツの香りへ変わります。食べたくなるようなバニラとホワイトムスクの香りが肌の上で広がると、絵画『草上の昼食』に登場する女性のマシュマロのような白い肌が思い浮かぶでしょう。
満開の花が咲き乱れる自然の中での、午後のひと時。
フレッシュで美味しいランチとスパークリングワイン。
目の前には大好きな友人と気にかけている男性が。
素敵な休日、これから始まる恋にワクワクしながら、「今」の雰囲気を心から楽しんでいる。
そんな、キラキラと輝くような女性の心情を表した、ハッピーオーラにあふれた1本です。
ボトルデザインにもご注目!最高にキュートな香り
出典:『NINA RICCI(ニナリッチ)』公式HPより
「Nina ROSE Garden(ニナ・ローズ・ガーデン)」は若々しくフレッシュな香りなので、20代の若い女性にぴったり。
学生さんも、新社会人の方も。オフの日、とりわけデートの日には身に着けたくなる香りです。ボトルにあしらわれた無邪気でキュートなギンガムチェックのリボンも、他に類を見ないほどの可愛さです。
このボトルデザインに一目ぼれする女性なら、きっと「Nina ROSE Garden(ニナ・ローズ・ガーデン)」の香りも似合うはず。一目ぼれした洋服や靴が自分に似合うように、香りも期待を裏切りません。
ピクニックに使うテーブルクロスをイメージしたというギンガムチェックのリボン。「可愛い」をギュッと詰め込んだかのような1本なので、女性のスイートさ、優しさを身に着けたい方にもおすすめの香りです。
カジュアルな装いよりは、セミフォーマルなスカートスタイルにお似合いになるでしょう。
『NINA RICCI(ニナリッチ)』がジュエリーブランドでもあるように、アクセサリーにも良く似合う香水です。
まとめ
誰からも愛される香りで、ボトルデザインも完璧に可愛い「Nina ROSE Garden(ニナ・ローズ・ガーデン)」。
絶対にドレッサーに置きたくなる存在ですよね。
甘さのなかにもフレンチブランドらしい上品さがあるので、特別なシーンで活躍すること間違いなしです。
『NINA RICCI(ニナリッチ)』の香水を手に取ったことがないという方も、「Nina ROSE Garden(ニナ・ローズ・ガーデン)」でしたら使いやすいと思います。
巨匠オリヴィエ・クレスプ×『NINA RICCI(ニナリッチ)』の限定フレグランスをぜひ試してみてくださいね。