最近決まった環境に変化が欲しい。でも、実際に家具やインテリアを変えたりするのはお金も大変。

引っ越しなんかもっとできないし旅行はちょっとと悩んでしまう自分に香りの環境で自分に変化と刺激を与えてみるのはいかがでしょうか?

今回は香りに於ける環境を変えることで、同じはずの自宅や部屋が少し違った環境に感じてしまう例を紹介してみたいと思います。

まず、この梅雨時期に晴れた灼熱の太陽を思い出させてくれる香り、またはハワイや南国 のイメージさせてくれる香りを紹介いたしましょう。

【南国の代表的な香り】

南国の香りと言えばプルメリア(チャンパー)や時計草(パッションフラワー)そしてココナツの香りが代表的とよく考えられていますね。

その他にも目をつぶりますと何かの映像でしょうが(実際に見られた方もおられると思いますが)南国の赤い花々にココナツの木が思い出されてくると思います。

それを香りで表現してこの3つの香りの作用について本日はお話してみようと思います。

【プルンリア】

プルメリアの香りにつきましてご紹介させていただきます。プルメリアは全体的に甘くてフローラルな香りであることは皆さんもご存じのことと思います。

でも本当は5色ぐらい のお花の色があって黄色のお花は甘くて桃の様な優しい香りですし赤色のお花はレモンの様な少し柑橘系の香りです。

ピンクのお花は赤色のお花のように同じ柑橘系でもほんのりとした香りで、白のお花は逆に柑橘系でも甘みの強い柑橘という感じで同じ品種でも香りはお花の色でそれぞれ違うのが特徴のお花になります。

どの香りがその日の変化のお助けになるかは実は決まりはありません。

しかし、このお花が持っている香りにはどの香りに共通して幸福感や癒しの香りとしては有名です。

その他にも集中力やテンションアップや少しふさぎ気味の気持ちにの方には不安感を緩和したり緊張を和らげたりする効果もあり、全体的には明るい感覚を与えてくれる香りとして、いつも同じ環境での単純作業等のテンションアップや明るくなりたい気分の時に助けてくれる香りだとされています。

最後にご紹介いたしますが、同じ効果が期待できるプルメリアにも お花の色で香りは変わりまして、各お花の色から抽出された香りのリキッドが御座いますので、一度色々な香りの自分専用の香水を作って見られまして、その日の気持ちに合わせて振って見られるのはいかがでしょうか?

【時計草(パッションフラワー)】

時計草(パッションフラワー)の香りについてご紹介させていただきます。

時計草は実際にはハーブティにもよくある香りですが、ストレス等の心の緊張をほぐしてくれる作用があり、海外では睡眠導入薬の代わりにパッションフラワーの代用を推奨しているのは有名な話ですね。

パッションフラワー自体は香りだけで楽しむことは余り少ないですが、ハーブ ティとしてティの香りを嗅ぎますと心が落ち着いてきますので雑踏としたオフィスワークやパソコン作業で目や頭が疲れてしまって、頭が興奮状態になってしまったときの今の世の中にありがちな24時間デジタルワークにしばしの休息を与えてくれるアイテムにおす すめの香りとティとされています。

尚、パッションフラワーはティ用だけでなくリキッド等も販売されておりますので、最後に紹介いたします自分専用の香水を作って振ってみるのもお勧めの香りです。

【ココナツ】

本日の最後はココナツの香りについてご紹介いたします。

ココナツはザ南国をイメージする立役者みたいな香りの王道ですが、科学的にはマソイアラクトン、ワインラクトンγ -ノナラクトン、というラクトンという成分があの独特な甘い香りを生み出しているようで す。

実はこのラクトンという何だか聞きなれないような成分ですがはありますが、本当は女性 の若さの香りともいわれているのです。

金沢医科大学医学部耳鼻咽喉科学に事務局のある日本味と匂学会に2017年にロート製薬の発表で体臭中の甘い香りを HSS-GC/MS で分析を各世代における体臭中のラクトン C10/ラクトン C11 濃度を測定した数値を見ますと10代女性のラクトン数値の現象と世代関係は密接な関係でその現象比率は10代と50代比は約8分の1程度の減少が検査結果で判明したことを発表したことを強く私自身の記憶に残っています。

実際には香りの紹介ページを調べても便秘等に効果があるとされるココナツの香りですが、実は真面目な学会ではアンチエイジ ングの香りとして有名なのです。

若々しく活力のある南国の方々をついつい思い浮かべてしまうのは実は科学で立証されている成分分析の難しい結果と関係があるのかもしれませ んね。

何だか元気が出ない時や元気に活発なことをしたい時にはお勧めできる香りと評価が高いです。

こっそり若さの秘訣に。なんて考えてしまうのがココナツの甘い香りかと思いご紹介いたしました。

【マイ アロマスプレー の作り方】

さて自分専用香水(アロマスプレー)の作り方をご紹介いたします。

1  始めに110ミリリットル以上入るグラスかスプレーボトルを用意しましょう。

(お持ちでない場合60ミリリットル程度のボトルで次にご紹介する材料の半分で作ってください。)

2 無水エタノールか除菌用アルコール(できれば無臭タイプが好ましい)を 5ML(ミリリットル)ボトルに入れます。


3  香りの元のリキッドを5滴から20滴程度のお好みの範囲でボトルに垂らします。


4 次に薬局等で販売している精製水95ミリリットル(すぐに手に入らない方はミネラル水やコンタクト等用の精製水でも大丈夫です)をボトルに入れていただきます。

5 最後は良く振り混ぜて頂ければ完成です。  

香りの濃さは人それぞれに差が御座いますのでご自分のお好みの濃さに調整していただ きたくお願いいたします。

自家製アロマスプレーのご使用後はボトルをよく洗い特にスプ レーノズルにアロマ水が残らないようにしっかり洗って乾燥してから次の自家製アロマス プレーの作成をお願いします。

❇︎アルコールアレルギーまたその他のアレルギー等をお持ちの方は医師・看護師・薬剤師等 にご相談の上作成・使用してください。

【最後に】

今回は3つの香りについてお話しさせていただきました。しかしまだまだ南国のお花や香りはいっぱいあります。

そしてたくさんの香りにはそれぞれの役割が御座いますのでこれから少しづつではございますがでご紹介させていただきたく思います。