2006年にパリで始まったニッチフレグランスメゾン。フランス人調香師、エチエンヌ・ドゥ・スワールによって創設された。反骨精神あふれるユニークなネーミングセンスで、数あるニッチフレグランスメゾンのなかでも特異な存在感を示している。調香時の廃棄物を最新技術でアップサイクルした香料を使用したり、AIを駆使した調香を行うなど話題性にも事欠かない。伝統と格式を重んじるフランス香水界において、常識を越えながらさまざまなタブーに挑戦していく姿に共感するファンも。その香りはラグジュアリーで個性的、エレガントで皮肉的。ひと味違ったフレグランスが揃うため、香水愛好家の好奇心を常にくすぐる。
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フランス